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国外旅・フェルガナ(ウズベキスタン)

2010年1月27日 (水)

フェルガナ・ウズベキスタン(2009年10月)

 

シルクの生産地・マルギラン

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樹齢100年の桑の大木 ヨドゥゴリルク・シルク工場



f3c31b03.JPG繭の選別

ccc28395.JPG繭を茹で
糸を繰りとり
撚りをかける

「タブラット」
糸の長さと太さを計測する道具



ec29e779.JPG絞り 
(これは男性の仕事

391b225d.JPG染め

ザクロ・クルミ・アカネなどの天然染料
(名前は忘れたが鉱物も



74b9e235.JPGa0acb5bb.JPG織り (1日に4mくらい
(機織りは16~18歳頃から始める










0b1e0838.JPG生地は、シルク・アトラス・アドラスと3種類。

シルク  シルク100%
アトラス シルク70% 綿30%
アドラス シルク50% 綿50%


5d1440ca.JPGカーペット織り

これは織り始めて4ヶ月目。
約8ヶ月かけて 120cm × 100cm の完成品に。




       こういった行程を見学すると・・

       お高いのもゴモットモ 

       と、頷ける(肯ける?)のでした。


            

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13年前、トルクメニスタンで買ったシルク。

(幾らだったか覚えていないが、そう安くはなかったはずである。
13年前というと、まだ景気が良かったのかな。
少なくとも、今みたいな先行き不安な世の中ではなかったんだろうなあ・・ と、13年前の旅がシミジミと思い出されるのでした。

 
 
 
 
 
 
 
 

中央アジアだなあ、と思う時

眉と眉をくっつけて、歯に金を被せた女性たち・・
ああ、中央アジアに来たなあ、と思う。

c9049fa4.JPGe8801406.JPG



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アイラインを引いた若い女の子たちの奥二重の目は、
遥かに遠い何処かを見ているような、不思議な眼差しをしているのでした。



            

男性は、こんな感じ。

2f2fd305.JPG6487bb17.JPG5a95aad1.JPG
 
 

実りの大地、収穫の秋

真っ直ぐ伸びる道路・・
右を見ても左を見ても、どこまでもどこまでも綿花畑が広がっています。

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1人1日・・朝の6時半から夕方の6時頃まで・・100kgくらい摘むそうです。
綿花入れの袋を肩に掛け、ポンポン摘んでいきます。
この袋は、ぎゅうぎゅうに詰めると20kg入るとか。重いだろうなぁ・・・

労賃は1日約8000スム。
町の普通のレストランでビールが1000スムか1500スム(ホテルでは3000~4000スム)
トイレチップが200スムです。1$ ≒ 1500スム
この賃金が、その労働に見合っているのかどうか・・・
でも皆、陽気で可愛い女の子たちでした。


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高校生(カレッジ or リセ)になると、3週間くらい泊り込みで綿花摘みをするそうです。
強制かどうかは聞きそびれましたが、全くの奉仕だそうですよ。

ええーっ 大変ねーーーーー 

と思いきや・・・ これが意外と楽しい♪ らしいのです。
出発前にあれやこれやと揃えたり、適当にサボったり、友達と遅くまで語り合ったり・・
もしかして、この時に色々なことを覚えるのかもしれませんね。



ヒマワリ畑も・・

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このまま枯れるのを待ち、種を搾って油を採ります。


果てしなく広がるヒマワリの畑を
バスの窓から見た途端
瞬時に、あの切ないメロディが頭に浮かんだのでした。
             

青い空に浮かぶ三日月

夕方5時頃。

まだ明るさの残る南西の空に、薄い三日月がありました。
旧暦で言えば、今日は9月6日・・
Sky Viewer 今日の星空 によると、この時間の月齢は5.1のようです。

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BlogPaint



月の左上に木星が見えます。









ところで。

三日月と星はイスラム教の象徴で、
三日月は「発展」を、星は「知識」を意味しているのだそうです。

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バラク・ハーン・メドレッセ (タシケント
(カファル・シャーシ廟より




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モスクの尖塔には三日月が・・




フェルガナのメドレッセで、イマームに直接話を聞く機会があり、
(訪問した最初の日本人ということで、彼の部屋でお茶を頂き、ノートに署名を求められました。
その際、「みなさんはイスラムを、どのように思っていますか?」 と。

その話は、またいつか・・・・
             

遥か 遥かな・・・

14日夜、ウズベキスタンより無事帰国。


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穏やかな人々

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どこまでも青い空





□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□

◆ 8日 午前2時50分、タシケント空港着。

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天頂高くオリオン座が瞬き、
イスラムのシンボルである三日月が浮かぶ。




タシケント ⇔ フェルガナ 50席のプロペラ機(アントノフ24)

フェルガナ空港のセキュリティチェックは非常に厳しく、電池の機内持ち込み禁止。
迷彩服を着た兵士が銃を肩に立っており、係官も迷彩服を着た兵士。



◆ 14日 午前7時40分、タシケント発。

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雪を頂く天山山脈

 

 

世界遺産はひとつもないフェルガナ盆地で、普通の人々が普通に暮らしている。
あたりまえ・・ ということ。
その本当の意味を、思い知った旅だった。


       続く・・・・

魅惑のフェルガナ

明日、ウズベキスタンフェルガナ地方 へ。


f31a691a.gif  上段の青色は済んだ空
  中段の白色は清く美しい国土
  下段の緑色は実り豊かな農業
  間の赤い線は独立と主権を守る決意


1991年に制定された国旗。
三日月と星はイスラム教国であることを、12の星は国を構成する12の州を表わしている。

フェルガナ に5連泊し、
クヴァ・アンディジャン・ナマンガン・コーカンド・リシタン を訪れます。
その後タシケントに1泊し、14日の夜帰国です。

1996年9月(旧ソ連から独立して5年目) ウズベキスタンとトルクメニスタンに行きました。
ウズベキスタンを出国したものの、トルクメニスタンに入国できず
(ヴィザ取得方法が急に変更になったとか言われて・・・
丸一日、そのどちらの国でもないところで待たされた。

アムダリア川の水を沸かして紅茶を入れてくれた、気のいいウズベク人の運転手・・
どこからともなく食べ物を調達して来てくれたっけ。
パンをくれ、指圧(?)をしてくれたトルクメンの親子・・
ウズベキスタンへ入国待ちのバスの中から飴をくれた、綿花摘み出稼ぎのイラン人・・

いろいろなことが懐かしく思い出されます。