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2010年1月

2010年1月30日 (土)

青蔵鉄道 (2006年7月)

 

チベットの箴言

『K2 非情の頂』 ジェニファー・ジョーダン (山と渓谷社

とても面白い・・ というか、一気に読む。
ちょっと前に読んだ沢木耕太郎の『凍』が、いかにも甘ったるい抒情的なものに思えてしまう。
(沢木耕太郎は、私にとって永遠のアイドルだけれど


〓 望ましき生は、一日の虎 羊としての千年にあらず 〓

本の中に、このチベットの箴言を座右の銘としていた女性登山家の章があり
読み終えた今、ふと、
セラ寺の階段に座っていた物乞い?・・とも思うが、そうでもなさそうな3人のことが頭に浮かぶ。

1b2de6ad.JPG 
 お婆さんと
 その孫と思われる男の子と女の子
  
 強い陽射しの中
 ひっそりと座っている
 
マニ車を回し、数珠を繰りながら巡礼するチベットの人々の心には
羊として生きざるをえない生涯(境遇?)であっても、虎としての一日があるのだろうな.. と、思うのだった。
 
 
 

天空銀座 パルコル

4年前に比べ、中国語漢字が目立つパルコル。
マニ車を回しながら数珠を繰るチベッタンの姿は変わらないのだけれど・・・・
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7502c682.JPG


 







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 チベッタンギャル
 
 楽しそうに
 アクセサリーを物色中
 
 女の子の興味は・・・・
 何処も同じ


 
ef1fbb33.JPG 観光客相手の偽小坊主
 写真を撮ると
 『我々のために寄付を・・・』
 と、英語で書いた紙を見せる
 とはいえ、強要するわけでもない
 外国人との接触を楽しんでいるの か?


  a donation

この『我々のために・・・』の『我々』
自分たちのために.. なのか? それとも、我々チベットのために.. なのか?

そういえば、
〓free Tibet〓 とプリントされたTシャツを一度も目にしなかったな。

チベット 危うし!
「ちべっと」を変換したら「チベット」の次に「西蔵」があるのだから。
 
 
 

行くなら・・ もちろん夏!

【青海湖】 琵琶湖の6倍以上ある中国最大の塩湖
モンゴル語で「青い湖」を意味する「ココノール」と呼称される。 
 
c86d6cfb.jpg 真っ青な空 
 青い湖面
 美しい山々
 湖岸は黄色い菜の花畑
 と思いきや・・・ 
 すっかり整備され
 一大観光地となっているのでした          
      (↑ yanattiさん撮影
 
cfaee863.JPG しかし、青海省の夏は・・ 
 何処まで行っても
 菜の花・・菜の花・・菜の花・・菜の花畑

 この子の名前は「ツェモ」
 青海省のチベット族


バスを降りると、菜の花のすっきりとした良い匂いに包まれる。
あちこちにミツバチの巣箱が並んでいて、
道の奥のテントからエッサエッサとハチミツの入ったドラム缶を運んでくる。

5c00aafa.JPG 純粋に菜の花のミツだけのハチミツ

 ミツバチが浮いているドラム缶から
 小さな手桶で掬って
 味見させてくれる
 サラサラしていて美味しい

ビンに詰めてくれるのだけれど、密閉性がいまいち不安で・・・・
この先の行程を考えると買う決心がつかなかった。
買った人に後で聞いたところ、ペットボトルに移し変えた.. と。
広口のビンから移し変えるのは大変だったろうな。
その姿を想像して・・ ちょっと笑っちゃったりしたのは秘密です。


「菜の花」 中国語では「油菜花 you cai hua」
 
 

西寧の朝市

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8e2c2a70.JPG 







日曜日だからか、それとも毎朝こんなににぎわっているのか・・・・・
とても活気に溢れている。
 
 
 

天空の城 ポタラ宮

6397f022.JPG 【ポタラ】とは【観音菩薩の住む山】
 その名のとおり
 ラサの街を見下ろして建つ
 高さ110m(13階建て
 東西の長さ360m(1000以上の部屋

 宮殿内は一切写真撮影禁止

b0d8ca87.JPG 【三排梯】 白宮への入口の階段
 真ん中の階段はダライ・ラマしか使えない
 しかし、ダライ・ラマ14世が
 この階段を上ることは生涯叶わないだろう
 彼の肖像写真さえ置かれてないのだから
 チベット自治区の現実・・・・

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 ポタラ宮内のトイレ
 
 覗くと・・・
 遥かな下にブツは落下していくのでした~
 見晴らしは最高です


青海省の紅崖村にダライ・ラマ14世の生家がある。
タール寺のある湟中から、幾つもの峠を越えたところにある小さな村。
生家は大きな農家だったらしく、今は学校になっている。

歩いていると、村の人がサヤインゲンをくれる。
指でしごいて豆を出し、サヤの部分を生で食べろと言うのですね。
食べてみると、ほんのり甘くて美味しい。
もっと食べろと手に握らせてくれるけれど・・・ そうは食べられない。ごめんね。

さようなら・・ さようなら・・ 再見! 

そして今、
二度と会うことはないであろう、穏やかで親切な人たちのことが懐かしく思い出されるのだった。
(この日、カメラをホテルの部屋に忘れてしまったのが今更ながら悔やまれる 
 
 

天空列車 ゴルムド~ラサ

5268c294.JPG 蘭州発 ラサ行 K917号
 6:50 荷物のX線検査を受け駅の中へ
 列車は 7:02 到着予定
 来ない・・ 来ない・・ 来ない・・
 結局のところ
 9:00 ゴルムド駅を1時間半遅れで出発

376211ca.JPG 車掌さんが、酸素吸入チューブを配る
 座席の下に差込口があり
 試してみたら・・・
 ちゃんと酸素がシューシュー出てきた
 車内はラサ(3650m)と同じ気圧のため
 高度順応ができていれば必要ない

dfc413e2.JPG 13:00頃
 トト河(4533m)を過ぎた辺りで
 車内販売のお弁当を食べる
 麻婆豆腐に野菜炒めにポテトに.. etc
 御飯も柔らかく美味しい

 
519026f0.JPG 標高4000m以上の部分が960㎞
 永久凍土部分が550㎞
 高度最高地点は5072m
 が、チベット高原の車窓風景は
 何処までも広大で
 真っ青な空と大きな白い雲が印象的

e7262989.JPG 20:20 食堂車にて夕食
 ニンチュンダラ山脈に沈む夕日を眺めながら
  空心菜炒め インゲン炒め
  トマトと玉子のふわふわ炒め
  御飯とスープ
  (ビールは我慢我慢

7b82c287.JPG 22:30 ラサ駅到着
 定刻到着! 驚きです!
 何処でどう取り戻したのやら・・・
 ゴルムド・ラサ間 全長1972㎞
 13時間30分の青蔵鉄道の旅終了
 お疲れさまでした~
 

途中駅に停車してもホームに降りることはできず、
(当然のことながら窓も開かないわけで
世界一高い鉄道駅(タンラ山口)でもアナウンスもなく・・・ 通過するだけ。

食堂車では公安警察がふんぞり返っているし、
中国人旅行者たちの公共モラル(?)がいまいち●×▼※■なのですね。
なんていうか・・・・
服務員は良く訓練されているだけに、外国人観光客としては残念なところです。


「中国国家地図・青蔵鉄路珍蔵版」 16元(約240円)
五つ星ホテルに泊まっているよう・・ と、青蔵鉄路豪華列車の未来構想図が載っている。と同時に、割と厳しい記事も掲載されているのでした。

天然ガス・石油・鉱物(特にリチューム)の資源開発と、
漢民族支配(民族統一?)強化のための鉄道かもしれないな・・ と、思ったりもする。
 
 
 

天空への入口はこちらです

c61b3697.JPG  西寧 2275m
  日月山峠 3520m
  青海湖 3200m
  橡皮峠 3817m
  チャカ 3104m
  ゴルムド 2800m
                         沱沱河 4533m
                         タンラ 5072m
                         アムド 4600m
                         ナクチュ 4507m
                         ダムシュン 4300m
                         ラサ 3650m

2010年1月29日 (金)

中国・ベトナム国境の少数民族(2007年3月)

ゆりかご

「おんぶ」と「だっこ」
東アジアは、断然「おんぶ」が優勢な文化(?)です。

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霧の村

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赤ザオ族 (中国では紅頭ヤオ族
サ・パから車で約1時間ほど走ったところにあるターフィン村。
物凄い霧で何も見えない。
バスを降りると霧の中から赤ザオ族の女性達が・・・・
女性は18歳になったら頭髪を剃るそうで..中国の紅頭ヤオ族は結婚したら..
やはり赤い頭巾を被っています。
年配者は厚い..というか何枚も?..赤い布を被っています。
写真ではあまりよく分かりませんが、腰当の刺繍が素晴らしいです。

赤ちゃんをおんぶした若い母親
単語を並べただけではない英語を話します。
「何処で習ったの?」と訊くと、「ツーリストから」と。
肩から提げたバックには、
自分で刺繍したクッションカバーとかマフラーとか小さな布切れが入っています。
買って欲しいのだろうけれど、それを強く言うことができないのです。
そして、子供は今おんぶしている1人だけでいいと言います。
この子から手が離れればサ・パの街に下りて行き、お土産売りをして働けるからと。
なんとも清らかな24歳でした。
 
 

働き者のおばあちゃんたち

35dfdf06.JPGハニ族 
家の外の陽だまりで組み紐作り。
ハニ族の女性は勤勉です。
他の民族に比べて男尊女卑が激しいらしい。



7b704501.JPG紅頭ヤオ族
孫のお守りをしながら野菜売り。
カラフルな刺繍が施されたズボン、銀の飾りがついた赤いトンガリ帽子。
女性は結婚すると頭髪を剃るのだそうです。



a8dc8a03.JPG旱タイ族
中庭で洗濯中。
入り口にはブーゲンビリア(中国語では三角梅)が咲き乱れていました。
いかにも南国の民族って感じ。



a264acfc.JPG花モン族 
背負ってきたのは、筍と生姜と野菜と豆。
売ったり買ったりの日曜市での売れ行きは・・・
あまり芳しくなさそうだったけれど、おばあちゃん大丈夫?



ad99a5f0.JPG黒イ族 
長い髪を三つ編みにして頭の上にのっけた元気な70才。
袖カバーを着けて、これから畑へ行くところ。
まだまだ働きます!
 
 
 

子供は未来への希望です

ea285644.JPG◆ 普家寨 (黒イ族
イ族の中でもひときわ貧しい小さな村
明るく人なつっこい子供たち




b7de306e.JPG◆ 金水河村 (タイ族
吊り橋を渡って・・・・
沼で蛙と遊んでいた賢そうな女の子たち




b61974ce.JPG◆ 躍進村 (ミャオ族
山の斜面に日干し煉瓦を積み上げただけの家
外国人を見て不思議そうな顔の子供たち





この子供たちにも近い将来、
沢山の知らなくてもいいことを知る日がやってくるのか・・・・
 
 

山の上で考えた

ハニ族 海抜1400~2000mの山地に居住。
紫やピンク、水色、緑色の上着に藍染めのズボンを穿いている。
帽子の銀やビーズの飾りが美しい。

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多依樹の棚田(元陽で一番有名な棚田)で日の出を待つ。
ゆで卵売り(一つ1元)の子供たちと赤ちゃんをおんぶした大人たち。
手にした白い容器にゆで卵が入っています。
日本人は決して買いません。不潔だとか高いとか言って。
そのくせ飴やお菓子をばら撒くように与えるのです。
当然、子供たちは我先にと奪い合いの喧嘩になります。
中国人観光客や外国人は、口にはしないけれど卵を買ってあげます。
当然、私のも買ってと沢山の子供たちに取り囲まれます。

考えさせられる光景です。
どちらがどうとは言えないけれど・・・・・

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人間の業?

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建水→(111㎞)→元陽
元陽→(220㎞)→金平
金平→(200㎞)→河口

走っても走っても山の遥か向こう、何処までも広がる棚田。
高低差300m.. 最大傾斜75度.. 3000段..
息を飲む光景です。
果たして、人間のなせる業だったのでしょうか?

元陽・金平地区の棚田は、フランスの人工衛星写真によって発見(?)されました。
この地区に電気が引かれ外国人に開放されたのは、ほんの10年ほど前のことだそうです。
 
 

お洒落な孔雀

花モン族 バック・ハー(ベトナム)
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カラフルな刺繍とパッチワーク。
肩当にぶら下がる沢山のビーズ。
バック・ハーのサンデー・マーケットは必見です。





ミャオ族 蔓耗(中国雲南省 ベトナムとの国境近く)
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スカートの感じが花モン族と似ているようで違います。
オカーサンの隣で水タバコを吸うオトーサン。
二人の間には、ちょっと険悪な雰囲気が・・・・・
 
 

山の彼方の

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 空遠く





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 美しい人々の





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住むという






黒モン族(カットカット村
吊り橋を渡り石段を登った山間の小さな(15世帯)集落。
畑には藍染めのための藍草が栽培されている。


モン族 (中国ではミャオ族と呼ばれる
「空の民」と呼ばれ、中国雲南省、ベトナム北部、タイ北部に住む。
男たちは勇猛さで知られ、インドシナ戦争ではフランスに、ベトナム戦争ではアメリカに利用されゲリラ戦に投入された。
女性は「お洒落な孔雀」と呼ばれ、独自の刺繍文化を持っている。
 
 

機内への液体持込み制限

2007年3月1日より、日本出発の全ての国際線への新たな機内持ち込み制限導入。

①100ml以下の個々の容器で
②1㍑以下(目安・縦横合計40cm以内)のジッパー月無色透明プラスチック袋に
③1人1袋まで、検査トレーへ
※対象となるのは、ペットボトル・化粧品・エアースプレー等の液体物、ジェル、エアゾール類です。

※入りきらない液体物は、スーツケースに入れてカウンターへ。
※機内で必要な医療品・ベビーミルク等は、検査員に申告の上、別途持込み可。
※コート・ジャケット・パソコンは、別々に検査トレーへ。

※検査後、免税店等での液体物購入は可能ですが、海外での乗り継ぎの際に放棄していただく場合があります。
ヨーロッパ路線は、EU域外からの乗り継ぎに厳しいですね。


英国での航空機爆破テロ未遂事件があってから、機内持込み制限が一層厳しくなった。
混雑するだろうな・・・・ 
でも、安全のためです。イライラするのはやめましょう。

というわけで明日、中国とベトナムの少数民族を訪ねる旅へ出発します。
中越国境を歩いて越えます。

でわ!

2010年1月28日 (木)

香格里拉・麗江(2005年7月)

日本鬼子!

香格里拉の土産物屋の主人が、
14、5歳の少年店員に「日本鬼子!」と書いているのを見てしまう。
それも、嘲るような笑みを浮かべながら。

何とも言えぬ複雑な感情が私の中に溢れた。

 「戦争を知らない子どもたち」と歌った私
 だけれども、その名残は朧にわかる最後の世代であろう私

東アジアや東南アジアを旅すると、
日本人男性(戦争経験のある年配者)の態度に少なからぬ反感を持つときがある。
歴史的判断からすれば、
こちらの方が加害者であろうから、もう少し配慮ある物言いをしてよ、と。

 「戦争の正義」は、どちらの側にもないとは思うけれど・・・・


そういえば、
サッカー場でも「旭日旌旗」を振り回してる ●● がいますね。
対韓国戦や対中国戦で。

    なんて素敵! 平和ボケ日本~
 
 

ふるさとは遠きにありて思ふもの

e50ca328.JPGリージャン(麗江)のあまりの変わりように
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
7年半前、この道を渡れば其処はもう、、、、
ああ、もう言うまい。
其処で生活する人々にとって、旅行者のセンチメンタルなんて、それこそ「 ? ? ? ? ? 」だろうから。
 
 

街は変わっても

58830336.JPG路ゆく人は変わらない。

ナシ(納西)族の女性の背中には
まだ星が瞬く夜明け前から、星が瞬く夜更けまで働く「働き者」を象徴する「北斗七星」が。


世界遺産である「四方街」
小奇麗に整備(?)された土産物屋やカフェが並ぶ。
もともとの住人であるナシ(納西)族の人の中には、一儲けしようと外から来た人に家を貸し、街の外に建つマンションに住んでいる人も多いとか。
 
 

【善き人】になれた か?

f1641ded.JPG夜明け前、
万年雪を戴く梅里雪山に向かって
多くの人々が線香を焚きお祈りをする。


五体投地をする信仰厚き人々。


私も、「何を」というはっきりとしたものではない「何か」を祈った。
 
 

心の旅

a56a4751.JPG克服!撲滅! 
≪三大悪心≫
猜疑・嫉妬・執着

奪回!獲得!
≪三大良心≫
忍耐・寛容・慈悲

より善き人に生まれ変わってきます。


あぁ~ 明日の今頃は ボクはキシャの中~♪
...ではなくて、
明後日の今頃、ボクは3900㍍の天空の地に無事ランディングできているだろうか・・・・・


ランディング時に乗客の拍手があったTop3
☆レー デリーからオンボロ機で印パの微妙な地域にやっとの思いで着陸
☆ポカラ カトマンズから小型機でヒマラヤ山中のリゾート地(?)へルンルン気分
☆シェムリアプ プノンペンから軍用機払い下げみたいな飛行機で開放間もないアンコールの地へ

2010年1月27日 (水)

フェルガナ・ウズベキスタン(2009年10月)

 

シルクの生産地・マルギラン

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樹齢100年の桑の大木 ヨドゥゴリルク・シルク工場



f3c31b03.JPG繭の選別

ccc28395.JPG繭を茹で
糸を繰りとり
撚りをかける

「タブラット」
糸の長さと太さを計測する道具



ec29e779.JPG絞り 
(これは男性の仕事

391b225d.JPG染め

ザクロ・クルミ・アカネなどの天然染料
(名前は忘れたが鉱物も



74b9e235.JPGa0acb5bb.JPG織り (1日に4mくらい
(機織りは16~18歳頃から始める










0b1e0838.JPG生地は、シルク・アトラス・アドラスと3種類。

シルク  シルク100%
アトラス シルク70% 綿30%
アドラス シルク50% 綿50%


5d1440ca.JPGカーペット織り

これは織り始めて4ヶ月目。
約8ヶ月かけて 120cm × 100cm の完成品に。




       こういった行程を見学すると・・

       お高いのもゴモットモ 

       と、頷ける(肯ける?)のでした。


            

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13年前、トルクメニスタンで買ったシルク。

(幾らだったか覚えていないが、そう安くはなかったはずである。
13年前というと、まだ景気が良かったのかな。
少なくとも、今みたいな先行き不安な世の中ではなかったんだろうなあ・・ と、13年前の旅がシミジミと思い出されるのでした。

 
 
 
 
 
 
 
 

中央アジアだなあ、と思う時

眉と眉をくっつけて、歯に金を被せた女性たち・・
ああ、中央アジアに来たなあ、と思う。

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アイラインを引いた若い女の子たちの奥二重の目は、
遥かに遠い何処かを見ているような、不思議な眼差しをしているのでした。



            

男性は、こんな感じ。

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実りの大地、収穫の秋

真っ直ぐ伸びる道路・・
右を見ても左を見ても、どこまでもどこまでも綿花畑が広がっています。

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1人1日・・朝の6時半から夕方の6時頃まで・・100kgくらい摘むそうです。
綿花入れの袋を肩に掛け、ポンポン摘んでいきます。
この袋は、ぎゅうぎゅうに詰めると20kg入るとか。重いだろうなぁ・・・

労賃は1日約8000スム。
町の普通のレストランでビールが1000スムか1500スム(ホテルでは3000~4000スム)
トイレチップが200スムです。1$ ≒ 1500スム
この賃金が、その労働に見合っているのかどうか・・・
でも皆、陽気で可愛い女の子たちでした。


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高校生(カレッジ or リセ)になると、3週間くらい泊り込みで綿花摘みをするそうです。
強制かどうかは聞きそびれましたが、全くの奉仕だそうですよ。

ええーっ 大変ねーーーーー 

と思いきや・・・ これが意外と楽しい♪ らしいのです。
出発前にあれやこれやと揃えたり、適当にサボったり、友達と遅くまで語り合ったり・・
もしかして、この時に色々なことを覚えるのかもしれませんね。



ヒマワリ畑も・・

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このまま枯れるのを待ち、種を搾って油を採ります。


果てしなく広がるヒマワリの畑を
バスの窓から見た途端
瞬時に、あの切ないメロディが頭に浮かんだのでした。
             

青い空に浮かぶ三日月

夕方5時頃。

まだ明るさの残る南西の空に、薄い三日月がありました。
旧暦で言えば、今日は9月6日・・
Sky Viewer 今日の星空 によると、この時間の月齢は5.1のようです。

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月の左上に木星が見えます。









ところで。

三日月と星はイスラム教の象徴で、
三日月は「発展」を、星は「知識」を意味しているのだそうです。

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バラク・ハーン・メドレッセ (タシケント
(カファル・シャーシ廟より




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モスクの尖塔には三日月が・・




フェルガナのメドレッセで、イマームに直接話を聞く機会があり、
(訪問した最初の日本人ということで、彼の部屋でお茶を頂き、ノートに署名を求められました。
その際、「みなさんはイスラムを、どのように思っていますか?」 と。

その話は、またいつか・・・・
             

遥か 遥かな・・・

14日夜、ウズベキスタンより無事帰国。


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穏やかな人々

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どこまでも青い空





□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□

◆ 8日 午前2時50分、タシケント空港着。

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天頂高くオリオン座が瞬き、
イスラムのシンボルである三日月が浮かぶ。




タシケント ⇔ フェルガナ 50席のプロペラ機(アントノフ24)

フェルガナ空港のセキュリティチェックは非常に厳しく、電池の機内持ち込み禁止。
迷彩服を着た兵士が銃を肩に立っており、係官も迷彩服を着た兵士。



◆ 14日 午前7時40分、タシケント発。

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雪を頂く天山山脈

 

 

世界遺産はひとつもないフェルガナ盆地で、普通の人々が普通に暮らしている。
あたりまえ・・ ということ。
その本当の意味を、思い知った旅だった。


       続く・・・・

魅惑のフェルガナ

明日、ウズベキスタンフェルガナ地方 へ。


f31a691a.gif  上段の青色は済んだ空
  中段の白色は清く美しい国土
  下段の緑色は実り豊かな農業
  間の赤い線は独立と主権を守る決意


1991年に制定された国旗。
三日月と星はイスラム教国であることを、12の星は国を構成する12の州を表わしている。

フェルガナ に5連泊し、
クヴァ・アンディジャン・ナマンガン・コーカンド・リシタン を訪れます。
その後タシケントに1泊し、14日の夜帰国です。

1996年9月(旧ソ連から独立して5年目) ウズベキスタンとトルクメニスタンに行きました。
ウズベキスタンを出国したものの、トルクメニスタンに入国できず
(ヴィザ取得方法が急に変更になったとか言われて・・・
丸一日、そのどちらの国でもないところで待たされた。

アムダリア川の水を沸かして紅茶を入れてくれた、気のいいウズベク人の運転手・・
どこからともなく食べ物を調達して来てくれたっけ。
パンをくれ、指圧(?)をしてくれたトルクメンの親子・・
ウズベキスタンへ入国待ちのバスの中から飴をくれた、綿花摘み出稼ぎのイラン人・・

いろいろなことが懐かしく思い出されます。                                  
 

2010年1月26日 (火)

イエメン(2006年2月)

イエメンの碧い空

「NHKスペシャル・新シルクロード - 激動の大地をゆく」 (20日放送

かつて乳香貿易で栄えたシバ王国..
アラビア半島にありながら石油が出ない唯一の国..
石油で繁栄する隣国サウジアラビアへ出稼ぎに行くシバの女王の末裔たち..

e7f1944e.JPGアル・ハジャレイン村
「ハジャレイン」は、2つの峰という意味だそうです。

後ろに見えるのは、
イスラム時代(8世紀)からの摩天楼都市。
まるで城砦です。
この村は、ビン・ラディン父祖の地です。
彼の父親は若い頃、サウジアラビアに出稼ぎに行き成功。
写真の彼(ドライバー)はこの村の出身で、城壁(?)の中まで行ってくれました。
(友達や母親に会いたかったのかもしれませんね
サウジアラビアで成功した人は、
学校や病院、電気、道路などを寄付してくれるのだそうです。
ビン・ラディンの父親もそうしたのかどうか・・・・・
ドライバーは、ビン・ラディンのことを「HERO」と言いました。

空は何処までも碧い・・・ 去年の2月のことでした。
 
 

平和を祈る人はたくさんいるけれど

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祈るだけですむなら
平和は
とっくに実現している       ジュエル -- Life uncommon --
 
 

いろいろな幸せ

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 おちびさんも・・・ 0b68a213.JPG 



 
 


 


 やがて少女に





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 その時どきに
 そこに在る沢山の幸せ
 
 

年輪

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 こんな子も・・・



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 年月を経るとこうなる



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 もっともっと年月を重ねると・・・・
 
 

時空を超えて

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 何処までも続く道
 ワディ(枯れ川)に点在する村々
 白い漆喰窓枠で統一された日干し煉瓦の家
 カマリア窓
 スークの賑わい

 イエメン男の誇りジャンビーア

 美しい人々・・・
 イエメンよいとこ一度はおいで♪
 
子ども以外で、真正面から写真を撮らせてくれた唯一の女性。
ルイ・ヴィトン風模様のスカーフに、千年の時を超えた今!を感じたのでした。
街並みは、まるでアラビアンナイトの世界なのだけれど。
 
 

幸福のアラビア

10日にイエメンへ出発するのですが・・・・

国際テロ組織アルカイダの構成員ら少なくとも13人('00年、イエメン沖で起きた米軍艦への爆破テロで有罪判決を受け服役)がイエメンの刑務所から脱走した..
   ♯ asahi.com 国際ニュース 2006年02月06日10時30分

CNN や abc のニュースを見ると、刑務所外のモスクから地下トンネルが掘られていて、まるで「大脱走」か「ショーシャンクの空に」
地図を見ていて、オマーンとの国境付近、アラビア海に面して Al Ghaidah という地名を見つける。
イエメンは、オサマ・ビンラディンの父祖の地らしい。


石油の出ない国・・・ イエメン
乳香の交易で繁栄を極めた「幸福のアラビア」と歴史に名を残すイエメン
洪水から逃れたノアの息子が築き、シバの女王が治めたというサナアの街並み
「世界最古の摩天楼都市」と呼ばれるシバーム  etc... etc...

気候、移動手段、宗教上の制約 厳しいだろうけれど、それもまた楽しみ。


しかし、遠いです。
羽田 ~ 関空 1時間15分
関空 ~ ドーハ(カタール) 11時間45分(復路10時間
ドーハ ~ サナア 2時間40分

イスラエルか・・・ イエメンか・・・ 迷った。
しかし、世界には、イスラエルの渡航歴があると入国させてくれない国が意外と多いのです。
敵対関係というわけですね。
イスラエルへは、一時旅券を取るか、パスポートの有効期間が切れる時に行け.. と言われる所以です。
どちらの国も、いつまた渡航禁止になるかわからないのだけれど・・・・
 

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