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2007年11月

2007年11月30日 (金)

イラン(2007年9月)

イスラム教の5行

信仰の告白 礼拝 断食 喜捨 巡礼

* 施しでも禁止なのか *

首都の町並みを清潔で秩序ある形に整備するとして、ジャカルタ特別州議会が、路上での物乞いや物売り、自動車の窓拭き、チップ目当ての楽器演奏などを禁じ、こうした人たちに、お金を渡すことも禁じる条例を可決した。
しかし、インドネシアではイスラム信仰にもとづく貧しい人への喜捨が広く根付いており、条例への批判が相次いでいる。

             -- ジャカルタ・ポスト --


2e371718.JPGこのポスト・・
ユニセフに似たマークが付いています。
(隣の黄色に赤い屋根は郵便ポスト
どんな田舎にもあり、道行く人が、お金を入れているのを見ました。
お金は定期的に回収し、貧しい人たちへの援助金とするのだそうです。
(ガイドは「国内ユニセフ」と言っていました
そのおかげかどうか、イランでは物乞いは見かけませんでした。

ラマダン明けのポストの上には封筒が置かれてあり、
シーア派の聖地コムでは巡礼の人々が、何メートルおきかに設置されたポストに募金をしながら歩いていました。

そんなこんなの風景を垣間見て、中東諸国のなかでは、一番平穏で安定した国ではないか・・ 
と思ったのは、私だけではなかったはずです。

とはいうものの、
AFCチャンピオンズリーグ関係の記事を読むと、イランは「西アジア」らしいですね。
それで思い出したのが帰国日のテヘラン空港でのこと。
空港内ショップの店員が、客そっちのけでサッカーのテレビ中継に夢中になっているのです。

ワァーーー!キャァーーーー!♪

こちらの要求に見向きもしないのですね。
そのあんまりな態度に、旅行中に感じたイランに対する好印象が、ちょっと萎みました。
で思ったのが、あの人たちって、やっぱり公務員なのかな・・って。

そしてもう一つ・・・
イランは「中東」という理解でいいの よ ね?


7日、イスファハンでおこなわれるAFCチャンピオンズリーグの決勝戦は、
  
   浦和レッズ vs. セパハン(イラン)

さぞかし盛り上がることでしょうね。 レッズのサポーターも相当なものと聞きますから。
 
 

金曜日のモスク

「金曜日のモスク」という呼び名はなく、正しくは「ジャーメ・モスク」
「ジャーメ」とは、「一緒に集まる」という意味だそうです。
そういえば渋谷に、「ジャーミィ・モスク」というモスクがありますね。トルコ系らしいですけど。

* ヤズドのジャーメ・モスク *
cccffd82.JPG 751609f5.JPG











高いミナレットと細長い入り口はヤズド独特の建築様式。

入り口のチェーンは、
「最期の時の天秤」を表しており、どちらにも傾いておらず平等のシンボルだとか。

* イスファハンのジャーメ・モスク *
212fae97.JPG  f3eb7cad.JPG







様々な建築様式が混在し、
シャベスタン(祈りの部屋)ごとにある美しいメフラーブ(メッカの方向を示す)や
メンバル(説教者が座る椅子)が印象的。

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よーく見ると「ダビデの星」が・・・

・・・・・・
・・・・・・・

イスラム教のモスクに「ダビデの星」





不思議・・・・




89a635bf.jpgこの石..正式な名称は不明
礼拝時、身体を折り手を前にひざまずいて額をつけます。

「メッカの地」ってことらしい。


                                                               
ホテルの部屋にも、コーラン、一人用のカーペットと共に置いてあります。
そういえば、飛行機内でお祈りをしている人を見たことがない。
イスラム圏の空港には praying room が必ずありますね。搭乗前に済ませるのでしょうか ね。
 
 
 

ペルシャ民族発祥の地

シラーズは標高1450mにあり、ペルシャで一番、文化の発達した街といわれています。

* ナシル・アル・モルク・モスク *
(別名「ローズ・モスク」
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cd96091a.JPG










礼拝所内の、ステンドグラスやミラーワーク。
☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゚・*:.。..。.:*・゜゚・*
天上界そのもの~


* オレンジ庭園 *
回廊のタイルが美しい。
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* ハーフェズ廟 *
コーランを全て暗記していたという神秘主義の詩人ハーフェズ(1324?~1389)のお墓。
シラーズで生まれシラーズで亡くなった。
イランの家庭には、一家に一冊、必ず彼の詩集を持っているとか・・・

* サーディ廟 *
偉大な詩人の一人、ゴレスタン・サーディ(1207?~1291?)のお墓。
「果樹園」「薔薇園」などの詩集で知られる。

* シャー・チェラーグ霊廟 *
シャー・チェラーグはシーア派の聖人。シラーズで最も古く重要な巡礼地となっている。

* バーグ・エ・エラム *  
「楽園(エラム = 天国・楽園)の庭」と名づけられたとても美しい庭園。


なにもかも美しい。真っ青な空からして・・・・
             

ゾロアスター教の「三つの教え」

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 * 良い言葉
 * 良い考え
 * 良い行い



ゾロアスター教は「拝火教」と呼ばれていますが、
神にしか作れない「火」を大切にしている.. ということで、「火を拝む」わけではありません。
アゼルバイジャンが発祥の地といわれ、
ヤズドのゾロアスター教拝火神殿には、1500年前から燃え続ける「火」があり、
(元火はアゼルバイジャンにある
ガラスケースの向こうで燃え続けている「火」を見ることができます。
神殿の入り口には ↑ の美しいモザイクがあり、
鷲の3段の羽根がゾロアスター教の「三つの教え」を表しています。

「約束 = 契約」の印である「金のリング」を持っており、
2ba8feaf.JPGペルセポリス近郊のナクシュ・ロスタム
(アケメネス朝4代の王墓とササン朝時代のレリーフ
でも見ることができます。

リングからリボン状のものが2本垂れ下がっており、
開会式や開通式で鋏を入れるテープの形の原型(?)だとか。



この意匠は公的機関の建物にも使われていて、意味深いものが感じられたことでした。
 
 
 

世界の半分

16世紀、イスファハンを都と定め壮麗な芸術文化を築き上げたサファビー王朝。
「世界の半分」と呼ばれるほどの隆盛を極めた。

cb724e3d.JPGイマーム広場

ドームが2重になっているイマームモスク
音が反響する仕組みになっており、
ドームの真下で唱えるアザーンが建物の外にまで響きます。


イスラムの教えを遵守したモスク建築やタイル装飾は、華やかで清涼感あふれるペルシャ様式へと昇華した。ブルーや薔薇色を基調とした繊細で鮮やかな色使い、大小のタイルやガラスを用いた複雑な立体。こうした意匠が隅々にまで行き届き、創り上げられた完璧な空間に、訪れる者は一瞬、言葉を失うことでしょう。


はい、そのとおり。失います。
はぁぁーーー! 凄いーーーーー! としか・・・・・

私のデジカメ写真なんかでは、その壮麗さはわかりません。
なので人物写真を・・・
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イランで最も人気があるのは、「建築学」だそうです。






* ザイアングル河に架かる橋 *

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ハージュ橋
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ジューイ橋






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シオセポル(33)アーチ橋







どの橋も人々の憩いの場になっています。
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車通行の橋はこんなですけど・・・・
(アセマンホテル内の展望レストランからの眺め
 
 
 
 
 
 
 

石榴と薔薇

* イランの秋 *
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イラン暦の7月(ちょうど今頃)が終わる頃に吹く西風が、石榴を美味しくしてくれるとか。
(7月は「メヘール」と言い、「friendly」という意味
今年は、イラン太陽暦では「1386年」、陰暦では「1428年」だそうです。
日常的にどちらを使っているのかは・・ 不明です。

イランの西南にザクロス山脈というのがあり、石榴の産地です。
和名の「ザクロ」は、ここからきたらしいのですね。
なぜ、「石榴」と書いて「ザクロ」と読むのか・・・    納得したことでした。


* アブヤーネ村 *
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白地に薔薇模様のスカーフを被り、
色合いの美しい上着に膝下丈のスカート。

カワイイ♪

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太いズボンが印象的。
アケメネス朝時代の名残りだとか。

昔は皮製だったそうです。
(今は布製
重かっただろうな~




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標高2000m近い谷の斜面にあり、
この地方独特の言葉があるのも肯ける、静かで美しい村でした。

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霊廟と廟

「廟」は「お墓」のことで、
宗教者の「お墓」は、尊敬を込めて「霊廟」となっています。

* マシャド * イマーム・レザー霊廟 
 多くの人が巡礼に訪れる聖地。

 イマーム = 祈り
 レザー = 最高者・指導者

女性はチャドル着用が義務付けられており、観光客にはシーツ大の布切れ(?)を貸してくれます。

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で、
←このようなスタイルから


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←このようなスタイルに変身~





バック、カメラ等の手荷物を持って中に入ることはできません。
とりあえずパスポートだけ身に着け、入り口でボディーチェックを受け、
広ーーーい広場..広いから「広場」って言うんだね、と納得..を通り抜け、中へ。

ううぅぅーーーーッ! 美しい~ぃ~♪ 素晴らし~ぃ~♪ 凄い~ぃ~♪


* コム * 
 イラクのナジャブと並ぶイスラム教シーア派の聖地
 ラマダン明けの3連休で巡礼者がワンサカワンサカ 
 街は物凄い雑踏で迷子になりそう。

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金色のドームが美しいファティマ(第8代イマーム・レザーの妹)廟


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←中庭風景






通常、観光客は中庭へは入れないらしい。 
が、何故か入場を許されたのでチャドルを借り、係りの人について中庭へ。
カメラの許可もくれる。
が、非巡礼者であるからしてチャチャッと写真を写して、はい終わり~
てなわけで、ゆっくり見学なんかしてはいられないのである。


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←正統的チャドル

テヘランでは殆ど見かけない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

8700㎞の国境線

いくつもの国と国境を接するということ・・

で、バム付近で日本人大学生が拉致されたという話です。
あの辺りの国々の微妙な関係を考えると、
全くの外国人が、「陸路で国境を越える」というのは、はたしてどうなんでしょう。

無謀.. 
とまでは言いませんけど。

横浜国立大学というと、大先輩に沢木耕太郎さんがいらっしゃいますし・・ ね。


麻薬グループに拉致されているとか。
今、イランで一番の問題は、アフガニスタンからの大量な難民流入と聞きました。
そして、彼ら(の一部?)による麻薬(大麻樹脂)の持ち込み。


土漠を走っていると、何キロおきかに検問があります。
その度に、ドライバーは車を降りて、CD様のタコグラフを持って検問所へ。
(スピードだけでなく、麻薬持込防止のためでもある


そんなこんなはあるけれど・・・
それにしても、イランは自由で美しい国です。

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マシャド近郊のネイシャブール村


アレキサンダー 
アラブ 
モンゴル


モンゴルとの戦いで一番最強だった!
という村の少年は、
アーリア系の顔をしてました。

サラーム!

4c4f3ff9.gif خوش آمدید a6a23741.gif





服装規定が、かなり(!?)緩やかになってきたというのでイランへ。

以前・・と言っても、ずいぶん昔のことだが
北京を離陸したら即!スカーフと腰の線を隠す上着着用.. という話を聞いたことがある。
が、最近は、テヘランに着陸した時点で着用すればOK.. ということらしい。

しかし、着用は義務(制度?)であるのであるからして、
久し振りにガチャガチャガチャとミシンを踏み、アッパッパー様の上着を2枚作りました。
(パキスタンで買ったパンジャブースーツを見本にして

ふぅ~ やれやれ、、、、、


イランも「秋分の日」から、はっきり「秋」で石榴の美味しい季節とか。
ラマダンの最中で、旅行中にラマダン明けを迎えるのも楽しみ。

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